「先手先手」の「後手後手」まとめサイト

24時間更新中!

新型コロナウイルスCOVID-19」に関する田中康夫SNS上の発言、活字媒体への寄稿、電波媒体での発言の文字起こしetc.を時系列でご覧頂ける特設まとめサイトを設けています!こちらをクリック

https://nippon2014be.hatenadiary.jp/entry/2020/03/29/152943

今週末の東京・大阪は
1ヶ月前のイタリアのベルガモ(ミラノ東方)
3週間前のニューヨーク
3週間後の東京・大阪は西海岸でなく東海岸
 
必読 
佐藤彰洋・横浜市立大学大学院生命ナノシステム研究科特任教授の戦慄すべき冷静・冷徹な論考
https://www.fttsus.jp/covinfo/remarkable-comments/
東京篇
https://www.fttsus.jp/covinfo/#Tokyo
大阪篇
https://www.fttsus.jp/covinfo/#Osaka
一刻も早い「接触規制」を 石田雅彦氏による佐藤彰洋氏のインタヴュー 3月31日アップ
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20200331-00170764/

「サンデー毎日」(3月24日発売)「人命軽視ニッポンが迷走する 早期発見の前に早期調査を」に続く

「田中康夫の新ニッポン論」Vol.81 「日本の『眠度』」 「VERDAD」4月号(3月27日発売)

PDF>>>PDF

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2020/03/4e54a7959d0c8b90a4b528cbaa69083b.pdf

本文原稿はこちらをクリックすると全文が表示されます。

「彼(てき)を知り己(おのれ)を知れば百戦殆(あや)うからず」「孫子・謀攻(ぼうこう)篇」

孫子こと孫武(そんぶ)が春秋時代の紀元前5世紀に物したとされる兵法書の一節は、洋の東西を問わず「弁証法」の公理そのもの。

である筈なのに、「臭い物に蓋」こそ世界に誇るべき“江戸しぐさ”と嘯(うそぶ)く「極東の島国ニッポン」では、“口先3賢人”のドナルド・トランプ、ボリス・ジョンソン、ウラジミール・プーチンも驚愕(きょうがく)する数多(あまた)の問題先送りを恬(てん)として恥じぬ、非弁証法的「決断(いなおり)」が「良民常民(りょうみんじょうみん)」の支持を集めています。

世界に冠たる国民皆保険制度は「早期発見・早期治療」の基本に忠実だったればこそ堅持し得たのです。疾病(しっぺい)のみならず疫病(えきびょう)の場合に於いても。にも拘らず、地球上を席巻する今回のCOVID-19への「後手後手」を「先手先手」と居直るのが令和ニッポン。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議。そのメンバーの大半は、秘密組織・関東軍防疫給水部=731部隊の残党が集った国立予防衛生研究所が改組された、新宿区戸山の旧日本陸軍軍医学校の跡地に位置する国立感染症研究所で栄達(えいたつ)を遂げた、「知らしむべからず」DNAを継承する面々です。

エビデンス、クラスター、オーバーシュート、ロックダウンetc.。西新宿の“緑のおばさん=百合子ファースト知事”はいざ知らず、片仮名(かたかな)を使うなと各方面から茶々を入れられ続けた石原慎太郎翁や不肖田中康夫も顔負けな符牒(ふちょう)の数々。偏(ひとえ)に「後手後手」の証拠(エビデンス)を和らげ、良民常民を煙に巻く為の印象操作なのです。他方、もう一つの基本たる「早期診断・早期検査」は「医療崩壊」を齎(もたら)すと巧言する医者擬(もど)きや学者擬きが孑孑(ぼうふら)の如くに湧いています。

而(しか)して、スギ花粉がラグビーボール大とするなら、ゴマ粒程度の大きさで、電子顕微鏡でしか確認出来ないのがコロナウイルス。「無色・透明・無臭」で人間の五官が察知し得ぬ放射能と「相似形」なのを逆手に取って、「経済的新自由主義」の自家撞着(じかどうちゃく)を看破(かんぱ)したナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』を、有ろう事か良民常民に向けて“誤用”すべく、メディカル・コラプスならぬ「医療崩壊」の四文字熟語を持ち出しています。

2009年新型インフルエンザA(H1N1)の日本に於ける致死率は0・16%でした。02~03年に中国や香港で猛威を振るったSARS重症急性呼吸器症候群の致死率は12%。今回もパンデミック云々(うんぬん)以前に、「致死率1%の壁」を日本も超えているのか否かを確認すべき。その為に、『動的平衡』の福岡伸一、『逃走論』の浅田彰の両氏と意見の一致を見たのが、医療機関に出向かずとも実施可能な全国規模での感染率「早期調査」です。

無作為抽出で47都道府県+20政令指定都市それぞれ数百人、米英も導入済みスイスのロッシュ、韓国のコジェン・バイオテック両社の迅速検査キットで実態調査すれば、3月23日現在で3・81%の日本国内、愛知県に至っては11・11%に達している致死率を如何に捉えるべきか、「専門家」ならずとも認識を共有可能。なのに「検査不可・自宅待機」の修身を説く「Tokyoインパール2020」。

抑(そもそ)も「状況がアンダーコントロール」されているからこそ立候補した開催国は、豈図(あにはか)らんや「優柔不断」な問題先送りを続け、IOC国際オリンピック協会なる黒船「ハゲタカ号」に箸の上げ下げを委ねる局面に至っても猶、中止は困ると御託(ごたく)を述べています。

「意気地のなさ」は「誤送船団」記者クラブとて同然。3月18日付「ザ・ニューヨーク・タイムズ」が「Cancel.The.Olympics.」と見出しを冠して最後通牒(つうちょう)しても、「強行・延期・中止」の何れの茨の道を決断すべきか、何れの媒体も意見表明しなかったのです。嗚呼(ああ)、幸いなるかな、心貧しき国家よ。

前回の「田中康夫の新ニッポン論」Vol.80医系技官という宿痾こちらをクリック

告知 47日売「サンデー毎日」419日号でも「令和風景論」を4頁寄稿します。

3月23日(月)TOKYO MX「モーニングCROSS」で
「人命軽視ニッポン 早期発見の前に早期調査を どうなる「五輪の夏」
と題して話しました。
文字起こし&動画はこちらです➡ https://nippon2014be.hatenadiary.jp/entry/2020/03/23/054312
番組冒頭で話した「100日で死ぬワニ」の偽善に関しても文字起こしをお読み頂けます。

Ya‘ssyのTwitter  https://twitter.com/loveyassy

3月21日(土)TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」で
#コネクト大坪 #COVIT19 #Tokyoインパール2020 #安倍しぐさ #ザル蕎麦モリカケ桜やってる感
に関して話しました。 文字起こし&音源はこちらです➡ https://nippon2014be.hatenadiary.jp/entry/2020/03/21/155539

「サンデー毎日」45日号(324日発売) 田中康夫 「令和風景論」
「人命軽視ニッポンが迷走する 早期発見の前に早期調査を」

前回のコロナウイルスに翻弄される極東の島国ニッポン 先手先手どころか後手後手はこちら

誌面のPDFはこちらからPDF

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2020/03/23bfa6706248d3a811f9ea4f974dda6b.pdf

振り仮名(ルビ)付きのWORD原稿はこちらから⬇

振り仮名(ルビ)付きのWORD原稿はこちらをクリックすると全文が表示されます

大正9年=1920年の設立時から7年間、国際連盟事務次長を務めた新渡戸稲造(にとべいなぞう)の学び舎(まなびや)でもあるジョンズ・ホプキンズ大学。

奴隷制廃止運動の先頭に立った実業家で、平和主義を掲げるクエーカー教徒の慈善家でもあったジョンズ・ホプキンズの遺志を継ぎ1876年に開学。ワシントンD.C.に隣接するメリーランド州ボルチモア市に世界最古の公衆衛生大学院を擁(よう)します。

同大学のシステム科学工学センターは新型コロナウイルスCOVID-19の感染状況を可視化した無料オンラインマップを1月24日に開設し、多様な指標の推移を日々更新中。同センターと提携する英国の経済紙「フィナンシャル・タイムズFT」も、世界各国・地域の累積感染者数の折れ線グラフをコメント付きで提供しています。

「早期に検出すべく徹底した検査を実施」した韓国は中国と同じく感染が沈静化し、最高気温32℃ 湿度83%の2月12日段階で感染者が50名に達していたシンガポールが抑制し得たのも、「厳格な隔離基準と緻密な行動追跡」が成果を上げたからだと分析。

他方、極めて含意(がんい)に富む記述なのが日本です。「ウイルスの拡散が既に減速したのか。或いは判断可能なだけの検査が十分には実施されていないのか。議論を呼んでいる」。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会評議員会議長を務める日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長がIOC国際オリンピック委員会のジョン・コーツ調整委員長に事務折衝の場で、「日本には梅雨というウイルスをやっつける最高の季節がある」と教示したのは、シンガポール政府が感染者50名と発表した翌日2月13日でした。

日本時間で丁度1ヶ月後の3月13日、米国の金融情報媒体ブルームバーグは「検疫を始めとする2ヶ月に及ぶウイルスとの格闘の末に拡散が鈍化したアジア各国から欧米が学ぶべき事柄」と題する記事を配信。イタリア、イラン、スペイン、フランス、英国、米国6ヶ国と、中国、韓国、シンガポール、香港3ヶ国1地域の数値が一目瞭然な折れ線グラフを掲載。が、アジアの盟主を自任するGDP世界第3位の国名が何故か見当たりません。

目を凝(こ)らすと本文で言及。「未だに検査の絶対数が少ないと批判される日本では、数多くの未検出の感染者が隔離されずにウイルスを広範囲に拡散している蓋然性(がいぜんせい)が高い」と。

その不吉な“13日の金曜日”の翌日、日本国第98代内閣総理大臣はNHK日本放送協会の生中継に食い入る全国津々浦々の老若男女(ろうにゃくなんにょ)に、「卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。絆(きずな)を大切にしながら、これからもそれぞれの道で大いに活躍されることを願っています」と首相官邸から語り掛け、その冒頭では「(WHO世界保健機関がパンデミックを宣言した現時点でも)人口1万人当たりの感染者数を比べると、我が国は0.06人に留まっており、韓国、中国の他、イタリアを始め欧州の13か国、イランなど中東3か国よりも少ないレベルに抑えることが出来ています」と胸を張りました。

演壇脇の左右のプロンプターに表示される原稿を見遣りながら21分間、「現在は飽く迄(あくまで)、感染拡大の防止が最優先でありますが、その後には日本経済を再び確かな成長軌道へと戻し、皆さんの活気溢れる笑顔を取り戻す為、一気呵成(いっきかせい)に、これまでにない発想で思い切った措置を講じ」、「全国津々浦々、心を一つに、正(まさ)にワンチームで現在の苦境を乗り越えていきたいと考えています」。

理念と気概を併せ持つ優れた指導者に不可欠な、視座の高い発言も忘れていません。

翌15日の日曜日、宅配された「日本経済新聞」の一面右肩の見出し「米欧 検査拡充や企業支援 新型コロナ対策総動員」を確認後、僕はスポーツ紙を含む残り全紙を購入しました。

朝日「『緊急事態』現時点は未定 首相、五輪『予定通り』」、産経「緊急宣言『状況でない』 卒業式 安全工夫し開催を」、東京「緊急事態 現時点は否定 特措法・首相会見 宣言要件示さず」、毎日「首相『緊急事態 今はない』」、読売「首相『緊急事態の状況でない』」。

“地球儀俯瞰報道”の視座を、脇見出(わきみだ)し「米、非常事態で5兆円」でも示した日経との違いは明明白白。それは若(も)しや、前掲のFT紙を含むフィナンシャル・タイムズ・グループを2015年7月に買収した「成果(ウイルス)」の現れかと訝(いぶか)しんでいると、卓越した“絵解き”を「スポーツ報知」紙上で発見。

「安倍首相 聖火リレーに立ち会いたい」と大見出しを振った社会面の「首相会見5つのポイント」で、「追加経済対策に意欲。具体策示さず」と一刀両断。SNS上で人口に膾炙(かいしゃ)する「#安倍しぐさ」を、選(よ)りに選って読売新聞グループの媒体が教えてくれるとは! 思えば「日刊スポーツ」も長寿連載「政界地獄耳」で洛陽(らくよう)の紙価(しか)を高めています。努々(ゆめゆめ)、スポーツ紙を見縊(みくび)るべからず。

「“ポスト・トゥルース(フェイクニュース)”な新型コロナウイルスを撒(ま)き散(ち)らしているのは民主党だ」と大口(おおぐち)を叩き、「foreign virus 外来ウイルス」と侮蔑(ぶべつ)し、「後手後手」に陥っていたドナルド・トランプ政権は、株価暴落と軌を一にして君子豹変(くんしひょうへん)。

「我々は決してイタリアの轍(てつ)を踏まない」、「中国と韓国の叡智(えいち)に学び、現状からの回復・改善を果敢に目指す」。「嫌中(けんちゅう)・憎韓(ぞうかん)・従米(じゅうべい)」脳な自称「愛国保守」クラスターの皆さんが思わず目を剥(む)く大胆な方針転換を繰り返し言明します。

のみならず、「検査態勢充実」に向けての具体的指針を、感染防止の観点からホワイトハウス屋外のローズガーデンで東部時間3月13日15時半に発表。2月29日の前回と同じく土曜日に設定された首相会見が官邸の屋内で開催される半日以上も前の出来事です。

1(スイスのバーゼルに本社を置き、バイオ医薬品分野で世界市場占有率1位の)ロッシュ社が開発したPCRスピード検査キットを緊急承認 2民間医療保険会社と連携してPCR検査費用の自己負担をゼロに 3ウォルマート等の大手量販店と連携しドライブスルー検査方式も導入 4 検査場所へ誘導する特設サイトはグーグルが作成 5大手検査会社と共同検査体制を構築 6医療機関のベッド数規制を大幅緩和 7連邦政府予算で人工呼吸器の台数確保とICU集中治療室の増設に注力。

するとWHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長も、大西洋を隔ててジュネーヴのレマン湖畔で君子豹変。

「安倍晋三首相自ら先頭に立ち、日本政府一丸となった取組は称賛に値する」。用意周到に首相会見予定時刻の半日前、166億円ものコロナ対策費を緊急拠出した日本へ阿諛追従(あゆついしょう)した彼は、豈図(あにはか)らんや、その僅か3日後の日本時間17日(火)の丑三つ時(うしみつどき)に宣(のたま)ったのです。「目隠しをした儘(まま)では闘えない。一にも二にも、全ての国が検査に次ぐ検査を」。標的国(ターゲット)は誰の目にも明らかではありませんか。

日本国民の民度ならぬ「眠度(みんど)」を高めるTV番組で、PCR検査こそ「医療崩壊」を招く諸悪の根源と妄言(もうげん)を吐いていた、医者擬(もど)きや学者擬きの自称「意識高い系」クラスターの皆さんは茫然自失(ぼうぜんじしつ)。

然(さ)りとて「同盟国」の大統領に“トランプ(メンチ)を切る”勇気はなく、「エチオピア人だから、所詮(しょせん)は」と上から目線な御託(ごたく)で憂(う)さを晴らすチキン振り。

あのぉ、エチオピアのマラソン選手アベベ・ビキラがローマ大会に続いて東京大会でも金メダルを獲得した1964年に奇(く)しくも、同じアフリカ大陸のタンザニアで発掘されたホモハビリスの化石こそ人類の起源の痕跡(こんせき)。即ち私達の先祖の地なんですけど何か?

少しく遡(さかのぼ)って3月9日、2時間以上に及ぶ首相公邸での会食に招かれた(大阪市特別顧問として橋下徹市長時代に市職員の政治活動・労働組合活動「思想調査」を主導するも、損害賠償請求事件で見事に「屈服」。所属弁護士会からも業務停止1か月の懲戒処分を受けた)中央大学法科大学院の野村修也教授が3月12日にツイートの文面を再録しましょう。

「大量検査は医療崩壊を招き、救える命を見殺しにするだけ。今必要なのは軽症者を含む全ての国民が感染の有無を知ることではなく、重症化している人を見つけ出して命を救うことでクラスターを発見し、潰していくこと」。

「重症化してから命を救う? 軽症者には感染の有無を知らしむべからず?

この破綻した意味不(いみふ)な『論理』展開こそ自笑(じしょう)『意識高い系』の定石(じょうせき)」と僕のコメント付きでリツイートすると8万人以上が閲覧。3千人以上が具体的に反応。御意(ぎょい)が過半を占めるも、可及的速(かきゅうてきすみ)やかにCT検査かMRI検査を受けるべき「医療崩壊」脳と指弾したお前こそ人権侵害野郎だ、と脊髄(せきずい)反射な罵詈雑言(ばりぞうごん)も殺到。

店舗等の一時閉鎖で無給休暇に追い込まれる飲食業や宿泊業の時給労働者を始めとする国民にベーシック・インカム的発想で1人10万円の現金給付を3月中に行うドナルド・プランに与野党が賛同する太平洋の対岸。翻(ひるがえ)って、永田町で“会議は踊る”蜻蛉洲(あきつしま)のSNS上での「分断」の方が深刻かも知れません。

“早期発見・早期治療”を唱和する「国民皆保険国家ニッポン」は、COVID-19検査に関して未だに甲論乙駁(こうろんおつばく)の思考停止状態。

「需要側(デマンドサイド)の不安」と向き合わず、「供給側(サプライサイド)の理屈」を振(ふ)り翳(かざ)す、「専門家」とは名ばかりな「識者」が過半を占める脇田隆字(わきたたかじ)・国立感染症研究所長が座長の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議。

「早期発見」の前段階として不可欠な「早期診断」=「早期検査」すら、子供の言い訳にも及ばぬ“出来ない条項”を並べ立て続ける厚生労働省。

その巨大組織に君臨する女性ラスプーチンの「#コネクト大坪」。和泉洋人(いずみひろと)首相補佐官が室長を兼務する内閣官房健康・医療戦略推進本部の次長でもある大坪寛子(おおつぼひろこ)筆頭審議官は、臨床医学や基礎医学の“脱落者”が国家公務員試験を受験免除で入省後に跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する「医系技官」のNo.3。

斯(か)くも絶望的な日出ずる国で1989年から30年以上、5つの雑誌を渡り歩いて現在に至る流浪の連載「憂国呆談」の相方で、京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長の浅田彰氏と意見が一致したのは「敵を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」の公理。

その為には全国規模での感染率「早期調査」が不可欠。無作為抽出で47都道府県+20政令指定都市それぞれ数百人をPCR検査すれば、凡百(ぼんぴゃく)の世論調査より遙かに正確な日本に於ける「パンデミック」の有無が判明するのですから。

現に愛知県では3月19日段階で感染者130人・死者15人。致死率は11・5%に達しています。驚く勿(なか)れ、2002~03年に中国や香港で猛威を振るったSARS重症急性呼吸器症候群の致死率12%と同等。因(ちな)みに2009年新型インフルエンザA(H1N1)の日本に於ける致死率は0・16です。

而(しか)して欧州等38ヶ国からの日本国籍者を含めた入国制限を打ち出した3月18日段階で、逆に日本国旅券所持者への入国・入域制限を実施中の国・地域は89にも及ぶのです。

“近くて遠い国”として日本で知られる中国や韓国、台湾は疎(おろ)か、「地球儀俯瞰外交」で「戦略的互恵関係」が構築されていた筈のイスラエル、インド、サウジアラビア、マレーシア、モンゴル等も含まれます。

にも拘(かかわ)らず、「社会の安寧(あんねい)」よりも「株価の維持」を国家の最優先課題に据えて早や8年目。共に無色・透明・無臭で人間の五官が察知し得ぬ極めて厄介な代物の放射能とウイルスは共に「アンダーコントロールされている」と嘯(うそぶ)き、「進め一億火の玉だ」と「#Tokyoインパール2020」に猪突猛進(ちょとつもうしん)する日本。次回は、「同調圧力」という「なんとなく」の空気を更に扱いましょう。

「サンデー毎日」45日号(324日発売)
無国籍企業Amazonでの購入は➡ https://amzn.to/2wpiioR

3月23日「モーニングCROSS」で使用したフリップ4枚

 

Amazon創設者ジェフ・ベゾスが社主の「ザ・ワシントン・ポスト」は何故COVID-19 に関する日本語サイトを特設したか!?
20日朝のYa‘ssyツイート https://twitter.com/loveyassy/status/1240768582797033473
WP日本語サイト https://www.washingtonpost.com/graphics/2020/health/corona-simulation-japanese/?fbclid=IwAR2li4C7GPE

3月17日売「夕刊フジ」「鈴木棟一の風雲永田町」Vol.6257「新型コロナ感染、日本なぜ少ない」
でYa‘ssyの見解が紹介されています。
前回2月20日売Vol.6240はこちら

「サンデー毎日」3月22日号 田中康夫 「令和風景論」
「コロナウイルスに翻弄される極東の島国ニッポン」

誌面のPDFはこちらから➡PDF

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2020/02/893f43627dd8e905a2cb7b1879b7e89e.pdf

振り仮名(ルビ)付きのWORD原稿はこちらから⬇

振り仮名(ルビ)付きのWORD原稿はこちらをクリックすると全文が表示されます

「田中康夫 令和風景論 コロナウイルスに翻弄される極東の島国ニッポン 先手先手どころ後手後手」
「サンデー毎日」2020年3月22日号(3月12日発売)

迫りくる新型肺炎の脅威に対して、迷走を重ねるばかりの政府。

この絶望的な令和の風景は、何によってもたらされたのか。

かつて放射能を四散させ、いまウイルスへの対処を誤って全世界から耳目を集める極東の島国。

その狂騒曲の指揮者と奏者を、異能の作家が徹底的に指弾する。

「先手先手」ならぬ「後手後手」。「全体最適」どころか「部分最適」すら出来ていないCOVID-19 新型コロナウイルス狂騒曲。

「的確な認識 迅速な決断と行動 明確な責任」。その何れもが欠落する中で、「医系技官」という宿痾(しゅくあ)が、極東の蜻蛉洲(あきづしま)に絶望的な迷走を齎(もたら)しています。

原因不明の肺炎27人発症と湖北省武漢市が発表したのは昨年の大晦日(おおみそか)。そのCOVID-19感染者が日本国内で最初に確認されたのは1月15日。更に38日後の2月22日(土)、「基本的な対処方針」を25日(火)には策定したいと加藤勝信厚生労働大臣は同行記者に発言。「働き方改革」の司令塔でもある厚労大臣は、不眠不休の厚労官僚に英気を養って貰(もら)わねばと、本格始動を連休明けに設定したのです。心に沁(し)み入(い)る為政者の“優しさ”です。

が、好事魔多(こうじま)し。470名も一堂に会した天皇誕生日「宴会の儀」から戻った安倍晋三首相は、出席が平均10分強だった新型コロナウイルス感染症対策本部会議を、この日は17分間も仕切ります。「国民の命を守るのは私の最大の責務」、「森羅万象(しんらばんしょう)すべて担当」と国会答弁した男子の本懐(ほんかい)を仕遂(しと)げるべく、「総合的な基本方針」策定を命じます。

「国内発生早期。まさに次のフェーズへの移行期」と加藤大臣は会議後に“言葉遊び”。「拡大」の類いの表現を避け、聞き慣れぬカタカナ用語で印象を和らげる小細工に励みます。

ルーレット、バカラ等、船内カジノの「充実」をホームページで謳(うた)う「ダイヤモンド・プリンセス号」から下船後に陽性となった感染者発生事例を踏まえ、既に帰宅していた下船者に公共交通機関の利用自粛を、全国の自治体を通じて保健所に丸投げで要請。電話口で「健康確認」を毎日実施するアナログ的“やってる感”満載な即席「対処方針」も発表。その同時間帯、韓国の文在寅大(ムン・ジェイン)統領は、感染危機レベルを4段階で最高の「深刻」に引き上げています。

翌24日(月)の連休最終日、脇田隆字(わきたたかじ)・国立感染症研究所長が座長を務める新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が発表した“修身”の如き「緒言(しょげん)」。袖振り合う距離に座長と大臣が並んで言葉を交わす会議の写真。僕は驚愕(きょうがく)しました。

「症状がない人も、それぞれが一日の行動パターンを見直し、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされるような環境に行くことをできる限り、回避して下さい」。

5200万人と日本の半分以下の人口の韓国ではコロナウイルス検査を2月25日段階で4万5千件も実施済みなのに、どうして日本は3月4日に至っても6千件以下なの? 素朴な疑問を抱く善男善女を愚弄(ぐろう)する「PCR検査について」の文章も採録。

「国内で感染が進行している現在、感染症を予防する政策の観点から」「全ての人にPCR検査をすることは、このウイルスの対策として有効ではありません」。

一万歩譲って感染症の「専門家」には無意味な検査だとしても、そこで振り翳しているのは「供給側(サプライサイド)の理屈」。「需要側(デマンドサイド)の不安」と向き合う智性(じあたま)も勘性(かんどころ)も温性(たいおん)も欠落しています。

なぜ感染研は情報を独占するのか

デオキシリボ核酸=DNAやリボ核酸=RNAの長鎖(ちょうさ)を合成する酵素=ポリメラーゼPolymerase、連鎖Chain 、反応Reactionの頭文字PCR検査は、綿棒で鼻腔(びくう)や咽頭(いんとう)の粘膜から検体を採取し、ウイルス感染の有無を調べる古典的な検査手法。日本国内には約100社の民間検査会社があり、900もの検査センターを運用。控え目に見積もって1日20検体を検査するとして、全国で1万8千人分が1日で実施可能です。

「既に産官学が懸命に努力していますが、設備や人員の制約のため、全ての人にPCR検査をすることはできません」と戯れ言(ざれごと)を繰り出し、「保険適用」後も検体採取が可能なのは全国860の「帰国者・接触者外来」に限定する羊頭狗肉(ようとうくにく)は何故なのか? 民間機関への直接委託を拒み、地方自治体の衛生研究所を通じて上がってくるデータを国立感染症研究所が独占する、「情報公開」の透明性とは真逆(まぎゃく)な深意を探りましょう。

「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」と題して2017年12月、「感染症予防」を名目に細菌兵器の開発に勤(いそ)しんだ旧日本陸軍の秘密組織・関東軍防疫給水部=731部隊を特集したNHKスペシャルをご記憶でしょうか。

その残党が幹部に名前を連ねたのが、新宿区戸山の陸軍軍医学校跡地に位置する国立感染症研究所(発足当初は国立予防衛生研究所)。隣接する国立国際医療研究センターは東京第一陸軍病院が起源。森鴎外が局長だった陸軍省医務局が積極関与した国立伝染病研究所を、港区白金台(しろかねだい)の東京大学医科学研究所へと改組したのがGHQ連合国軍最高司令官総司令部公衆衛生福祉局。奇(く)しくも「専門家会議」メンバーの大半は、帝国陸軍DNAを受け継ぐ3施設の栄達者(えいたつしゃ)です。

閑話休題。COVID-19 が“培養”されるシャーレの如き船内に3711人もの乗客・乗員を“幽閉”し続けた日本政府から自国民を“奪還”すべく、同盟国アメリカを嚆矢(こうし)にカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、香港、台湾、イギリス、イタリア、フランス、イスラエル等13ヶ国・地域のチャーター機が羽田に飛来。北方領土問題で日本を袖にし続けるウラジミール・プーチン大統領のロシアに至っては、「日本の対応は場当たり的でカオスだ」と外務省報道官が“喝破(かっぱ)”。

「ウラジミール。君と僕は、同じ未来を見ている。行きましょう、プーチン大統領」「未来に生きる人々を、これ以上、もう待たせてはならない。ゴールまで、ウラジミール、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。歴史に対する責任を、互いに果たしてまいりましょう」。

相田みつを顔負けなポエム・スピーチライターの内閣官房参与、谷口智彦・慶應義塾大学大学院教授の力作を東方経済フォーラムで読み上げたウラジオストクでの努力も今や雲散霧消(うんさんむしょう)する悪寒(おかん)が・・・。

CNNやロイター通信、BBCと同様に充実した日本語版HPを全文無料で公開するAFPフランス通信社が2月2日、動画&写真付きでアップした記事「これが『フランス流』、隔離先は海辺の保養施設 武漢から帰国の179人」に僕は舌を巻きました。

地中海に面するマルセイユ近郊の優雅な保養施設に全員を隔離したフランス政府は、医師・看護師・心理学者20名チーム、赤十字スタッフ30名を派遣。物資補給は陸上自衛隊的性格の国家憲兵隊(ジャンダルムリ)が担当。

唯一の制約はマスク着用。仏版「白砂青松(はくさせいしょう)」庭園の散策やテニスに興じ、幼児向け図工教室も開設。食事も充実。彼我(ひが)の違いは大きいとツイートするや「人数が一桁違うだろ!」と脊髄(せきずい)反射なディスりが殺到。

呵々(かか)。勝浦ホテル三日月に収容された帰国者第1弾は、悲劇の相部屋を加えてもフランスより3人少ない176人。而(しか)も武漢出発時に日本政府は同胞(はらから)に対し、成田到着時の検疫検査に同意する書類すら用意せぬ一方、金額の多寡(たか)が話題となった航空運賃片道8万円の支払い誓約書は準備万端、整えていたのです。

すると航空オタクの間で、3年前から武漢便をデイリー運航してきた全日本空輸HPには運休直前まで武漢-成田エコノミー片道が事前座席指定も可能で2万9220円~と明記されていたのが話題に。「困った時はお互い様」。“気は心”で運賃割引を政府に申し出たら、とANAの然(しか)るべき立場の人物に提言するも反応は鈍く、8万円の自己負担は何時(いつ)の間にか国庫で全額負担へと変容しました。

戦後保守の英知に満ちた「政治判断」

113億円も年間広告宣伝費に投じる売上高2兆円企業が英断したなら全国民は拍手喝采だった筈(はず)。「もはや戦後ではない」と『経済白書』が記した昭和31年=1956年生まれの僕は夢想したのですが、算盤(そろばん)の昭和もPC(パソコン)の平成も過去の栄光と化した日本の、令和AI時代のANA流おもてなしは「損して得取れ」の心智(メンタリティ)とは異なるらしいぞ。

お口直しに「対策マニュアル」なき往時の政治決断話を2つ。中曽根康弘内閣の1986年=昭和61年11月21日。伊豆大島の三原山が噴火するや後藤田正晴官房長官が陣頭指揮。阪神・淡路大震災で国民との距離が縮まる8年2ヶ月前に自衛隊護衛艦、海上保安庁、東海汽船等の官民48隻に1万3千人が乗船し、噴火14時間後には脱出完了。

小渕恵三内閣の1999年=平成11年9月30日。東海村のジェー・シー・オー核燃料加工施設で発生した臨界事故。翌日の組閣を延期すべきと野中広務官房長官が進言。「後から振り返って遣り過ぎ(やりすぎ)だったと言われる程の対策を」と首相も述べ、組閣は10月5日に延期されました。

橋本龍太郎内閣で官房長官を務めた梶山静六(せいろく)氏の自宅は事故現場から5km程の場所でした。関西に出張中の彼は直ちに帰郷。事故5日後、前年の自民党総裁選で戦った間柄の小渕氏に、原子力災害対策特別措置法設置を進言。

その総裁選で、自身が所属していた平成研究会の小渕氏でなく、我が師と仰ぐ梶山氏を支持。筋を通して宏池会に入会したのが菅義偉(すがよしひで)官房長官。去る2月20日の会見で彼は、以下の3項目を読み上げます。

  • 2月5日以降の感染拡大防止の措置が機能している
  • 現在ではほぼ発症者の発生がない
  • 隔離が有効に行われていると確認された

仮に僕が彼の立場だったなら慚愧(ざんき)の念に堪(た)えないでしょう。斯(か)くも的外れなメモ書きを何故、内閣官房の事務方は自分に手渡したのだと。僕は以下の如く睨(にら)んでいます。その3項目こそは当初、欣喜雀躍(きんきじゃくやく)として新型肺炎のスポークスパーソンを務めた、和泉洋人(いずみひろと)首相補佐官が室長を兼務する内閣官房健康・医療戦略推進本部の次長でもある、大坪寛子厚労省筆頭審議官の、2月20日段階の「状況認識」だったのだと。

医系技官の机上の空論が諸悪の根源

「医系技官」トップの事務次官級ポストとして2017年7月に新設された医務技監、大臣官房総括審議官に次ぐ3番手が東京慈恵会医科大学出身で危機管理担当の「#コネクト大坪」。実は彼女は2008年の入省前、感染研の血液・安全研究部で一研究員でした。

厚労行政を牛耳る「医系技官」とは、臨床医学や基礎医学からの“脱落者”にも拘らず、否(いな)、であればこそ屈折したルサンチマン的怨念(おんねん)で“机上の空論”を振り翳(かざ)す蓋然性(がいぜんせい)が高いのです。而(しか)して医師免許保有者は、国家公務員試験を受けずに無試験で厚労省に入省可能。謂(い)わばペーパードライバーが交通行政を牛耳る寸法です。

即ち、新型コロナを巡る大本営発表の「全体最適」など嘘八百で、それどころか船内の「清潔ルート」「不潔ルート」の「部分最適」すら出鱈目(でたらめ)だ、と微生物感染症学の岩田健太郎神戸大学教授が「ミクロの決死圏」に乗り込まねば可視化されぬ儘(まま)だったのです。

「80歳以上の致死率は14・8%、40歳以下は0・2%、10歳以下の死者はゼロ」。2月17日に中国版CDC=疾病(しっぺい)管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)が発表したデータこそ「高齢者感染防止が第一(おとしよりファースト)」の証左(しょうさ)。なのに「チルドレン・ファースト」を掲げた民主党連立政権すら及びも付かぬ“悪夢”の「全国全校一斉休校」を、女房役の官房長官にも諮(はか)らず強行した非科学的「安倍しぐさ」。

と記してきて僕は、ウイルスと放射能は「相似形」で、故に両者共に不毛な甲論乙駁(こうろんおつばく)が飛び交う存在なのだと改めて痛感。

戦略も戦術も欠落した真珠湾攻撃から70年目の2011年12月8日、「東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会」の合同協議会=国会事故調での僕の意見陳述を再録します。

「航空事故や列車事故は一定の場所、一定の時間、一定の社会グループに悲劇は留まります。原発事故は社会的にも地理的にも時間的にも、更には陸上・海上、空中・地表・地中・海中を問わず、被害が連続・拡大し続ける蓋然性(がいぜんせい)が極めて高く、範囲・濃度・蓄積の何(いず)れも変幻自在な放射能は無色・透明・無臭。人間の五官が察知し得ぬ極めて厄介な存在です」。

「状況はアンダーコントロ-ルされている」と全世界に言明した内閣総理大臣。その2年半前に都合7回も会見で「直ちに人体や健康には影響がない」と断言した官房長官。その二人が与野党に君臨する「不思議の国ニッポン」。無色・透明・無臭なウイルス狂騒曲が終熄(しゅうそく)後に私達は果たして、どんな色合いの景色を目にするのでしょうか。

 

「サンデー毎日」3月22日号(12日発売)
無国籍企業Amazonでの購入は➡ https://amzn.to/2TFKn3U

「COVID-19」「#Tokyoインパール2020」「3・11」関連Ya‘ssyのTweetクラスター
3月11日連ツイ6本
⑥  https://twitter.com/loveyassy/status/1237554267986128896
⑤  https://twitter.com/loveyassy/status/1237532381575180288
④  https://twitter.com/loveyassy/status/1237532068147392512
③  https://twitter.com/loveyassy/status/1237531714114576385
② https://twitter.com/loveyassy/status/1237531275860119552
① https://twitter.com/loveyassy/status/1237332451338289153
南相馬市駐在「@asahi」三浦英之@miura_hideyuki記者の連ツイ6本に触発されたTweet
https://twitter.com/loveyassy/status/1237575212046008322
「Fukushima50」というFAKEに関するTweet
https://twitter.com/loveyassy/status/1236107531509829633

3月10日連ツイ
https://twitter.com/loveyassy/status/1237177660788183040
https://twitter.com/loveyassy/status/1237247148053262336
https://twitter.com/loveyassy/status/1237250128320192512
3・10東京大空襲関連Tweet
https://twitter.com/loveyassy/status/1237288987179380737
コネクト大坪関連Tweet
https://twitter.com/loveyassy/status/1237265884629962753

3月9日 COVID-19ノー・プロブレーム発言HPV「村中璃子」関連Tweet
https://twitter.com/loveyassy/status/1236897077814153216
https://twitter.com/loveyassy/status/1236931574370713600
https://twitter.com/daizu316/status/1236946626733674496
コロナもビジネス竹中平蔵関連Tweet
https://twitter.com/loveyassy/status/1236971998393159680
https://twitter.com/loveyassy/status/1236944543116718081
「憂国呆談」連ツイ8本
https://twitter.com/loveyassy/status/1236826092742144001

3月8日
新型インフルエンザ「等」対策特別措置法&イタリア連ツイ2本
https://twitter.com/loveyassy/status/1236460103202508800

「医系技官という宿痾(しゅくあ)」
「田中康夫の新ニッポン論」Vol.80 会員制雑誌「VERDAD」3月号(2月28日発売)

PDF>>>PDF

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2020/02/9a2eba52bc12fdae6b82d3671267690f.pdf

本文原稿はこちらをクリックすると全文が表示されます。

医系技官という宿痾(しゅくあ)

天皇誕生日祝賀の儀から戻った安倍晋三首相も17分間出席した新型コロナウイルス感染症対策本部会合で日本政府は、「基本的な対処方針」策定に向けて翌2月24日の専門家会議開催を決定します。因みにCOVID-19感染者が日本国内で初確認されたのは1月15日です。

加藤勝信厚生労働大臣は会議後、「拡大」は敢えて用いず「国内発生の早期。まさに移行期にある」と言葉遊び。他方でクルーズ船から帰宅した下船者に、今後は公共交通機関の利用自粛を各地の保健所を通じて要請。健康確認も電話等で毎日実施。“やってる感”満載な「対処方針」を発表しました。奇しくも同時間帯に韓国の文在寅大統領は、感染危機レベルを4段階で最高の「深刻」に引き上げると発表しています。

遡って20日の会見では菅義偉官房長官が「①2月5日以降の感染拡大防止の措置が機能している ②現在ではほぼ発症者の発生がない ③隔離が有効に行われていると確認された」と表明。

同盟国アメリカに留まらず、カナダ、香港、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、イギリス、イタリア、フランス、イスラエル、台湾等もチャーター機で自国民の“奪還”に動き、北方領土問題で日本を袖にし続けるウラジミール・プーチン大統領のロシアに至っては、「日本の対応は場当たり的でカオスだ」と外務省報道官が“喝破(かっぱ)”。「先手先手」の日本のウイルス対策を、他国は「後手後手」と捉えていたのです。

菅長官は内心、忸怩(じくじ)たる思いかも知れません。斯(か)くも的外れな3項目を記したメモを何故、内閣官房の事務方は手渡したのだと。それは偏(ひとえ)に、厚労行政を牛耳る「医系技官」が、臨床医学や基礎医学の“脱落者”にも拘らず、否、であればこそ屈折した怨恨(ルサンチマン)の心智で“机上の空論”を振り翳(かざ)す蓋然(がいぜん)性が高いからなのです。

2017年7月に事務次官級ポストとして新設された初代医務技監の鈴木康弘氏は慶應義塾大学。大臣官房総括審議官(国際担当)の佐原康之氏は金沢大学。危機管理、科学技術・イノベーション、国際調整、がん対策、国立高度専門医療研究センター担当と幹部名簿に明記されている筆頭審議官の大坪寛子氏は東京慈恵会医科大学。何れも医学部卒業です。

「#コネクト大坪」とSNS上で話題沸騰彼女は2008年、厚労省へ入省後に医薬食品局血液対策課で勤務する前は、国立感染症研究所血液・安全性研究部の研究員でした。その彼女の古巣の予算は10年間で20億円削減。新規採用も滞り、退職者分は不補充状態。昨年4月に参議院内閣委員会で問題視されています。「iPS細胞予算は私の一存次第」の高言も宜(むべ)なる哉(かな)。

和泉洋人首相補佐官が室長を兼務する内閣官房・医療戦略室次長でもある彼女は当初、新型肺炎のスポークスパーソンを欣喜雀躍(きんきじゃくやく)として務めました。

が、好事魔多し。カジノ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に3711人もの乗客・乗員を“幽閉”し続けるのは新型コロナをシャーレで“培養”するが如し、と懸念した微生物感染症学の岩田健太郎神戸大学教授が乗船。果たせる哉(かな)、「全体最適」の大本営発表どころか現場の「部分最適」すら出来ていないじゃないか、と全世界に発信。すると、不眠不休の奮闘をディスるのかと島国ニッポンの嘗ての同僚からも同調圧力。

呵々(かか)。不甲斐なき記者クラブが官製発表をコピペする風土に於いては、彼が「ミクロの決死隊」で乗り込まねば船内は可視化されぬ儘だったのです。放射能と同じく無色・透明・無臭で人間の五官が察知し得ない厄介な存在の病原体=ウイルス。「3・11(フクイチ)」に続いて「不思議の国ニッポン」が炙り出されました。

「最初の認識、鈍すぎた」田中康夫氏「水際対策の失敗」
「夕刊フジ」「鈴木棟一の風雲永田町」Vol.6240(2月20日発行)

PDF>>>PDF

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2020/02/86f49f10d7447a08ad10db894881bef9.pdf

浅田彰氏との「憂国呆談」Vol.117(3月5日発売「ソトコト」4月号)
でも新型コロナウイルスCOVID-19を巡る狂騒曲を語っています。

PDF>>>PDF

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2020/03/ae31c802c4aa46d6a7247374ac162d98.pdf

ソトコトOnlineでもお読み頂けます https://sotokoto-online.jp/1068
「憂国呆談」バックナンバー
http://tanakayasuo.me/archives/category/sotokoto

ピート・ブーティジェッジが撤退した2020アメリカ大統領選に関しても
マイケル・ブルームバーグVSドナルド・トランプとの富豪老人対決を予測。
32日段階でのその「要旨」
https://twitter.com/loveyassy/status/1234258760681394176
https://www.facebook.com/yassy.tanaka.1/posts/10158456284054586

ブルームバーグが撤退を表明する前の3413時台(JST
にジョー・バイデンVSバーニー・サンダース、そしてドナルド・トランプの勝利、
4年後に訪れる共和党の壊滅を指摘した連ツイ
https://twitter.com/loveyassy/status/1235065888245559296

224日オンエアTOKYO MX「モーニングCROSS」動画&文字起こし

https://nippon2014be.hatenadiary.jp/entry/2020/02/24/062103

215日オンエアTBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」音源&文字起こし

https://nippon2014be.hatenadiary.jp/entry/2020/02/15/105422

Twitter
https://twitter.com/loveyassy
Facebook
http://www.facebook.com/yassy.tanaka.1


「だから、言わんこっちゃない!」
https://www.youtube.com/user/LoveNippon

YouTube公式チャンネル「だから、言わんこっちゃない!」は https://www.youtube.com/user/LoveNippon 当HPの全面リニューアル(4月上旬予定)に合わせてYouTube Liveに移行します。

1月29日 Vol.651「水脈しぐさ」エア通話報道はフェイクと激昂ネトサポが
武漢から帰還エア請求は「アメしぐさ」で当然発言
後手後手な中国の空港閉鎖までデイリー運航していたANAは日の丸企業なんすけど何か?
https://www.youtube.com/watch?v=KQkJPFE0cg0

1月31日 Vol.6521月18日現在1500万人感染・14万人入院・死者8200人以上
米国インフルエンザの方が遙かにヤバい!
ワクチン脳ビル・ゲイツが大儲けの前に
基本三原則「よく食い・よく寝て・よく洗う」励行せよ!
https://www.youtube.com/watch?v=4LSaAsVXMs8

「安倍しぐさ」「田中康夫の新ニッポン論」Vol.79 「VERDAD」2月号
http://tanakayasuo.me/archives/26301

「憂国呆談」Vol.116 「ソトコト」3月号
『UNKNOWN KYOTO』から、日本の「人質司法」、
銃撃された中村哲さん、日本政府の「冷たさ」まで。
http://tanakayasuo.me/archives/26347