「田中康夫の新ニッポン論」Vol.141 「JAP 名誉白人」まとめサイト

ベンヤミン・ネタニヤフに唆(そそのか)され、真珠湾奇襲攻撃から学んだぜ、と軽口を叩いたものの、大日本帝國の敗因だった劣悪な兵站(へいたん)=ロジスティックスまで見事に踏襲してしまったドナルド・トランプ閣下。

1発6億円のパトリオットよりも効果を発揮する1機500万円のシャヘドに象徴される「コスト非対称性」。

「3・11」直後に多くの駐日大使が離日する中、防衛大臣を歴任の小野寺五典自由民主党税制調査会長選挙区の南三陸町で、イラン・イスラム共和国大使として炊き出しに参加したセイエド・アッバス・アラグチ外務大臣の沈着冷静で的確で深遠な発言。

「日本はアメリカの妾(めかけ)じゃいけないんだ」と今から14年前の都知事会見で、湾岸戦争時も日本のタンカーを攻撃しなかった親日的なイランのペルシャ文化を語った石原慎太郎氏。

辞任したジョー・ケントNCTC国家テロ対策センター長も、初代センター長のジョン・ブレナンCIA中央情報局長官も、「宣戦布告」なきアメリカとイスラエルの軍事作戦を批判し、戦略も戦術も欠落の終結点なきイラン攻撃に関して、複数のイスラエル政府高官が吐露した懸念を「ワシントンポスト」副編集長も記事化。

にも拘らず、ウクライナ侵攻時にはロシアへの罵詈雑言を声高に唱和した島国ニッポンの“誤用国際政治学者”と“誤送船団記者クラブ”が、アメリカ・イスラエルの国際法違反なイラン攻撃を批判せず、逆にエルサレムとテルアビブへのイランからの反撃を居丈高に批判する「「媚米・屈米」MAXな「JAP 名誉白人」の愚かさを看破する「田中康夫の新ニッポン論」最新稿。

 

✽バナー画像の解説は最下段に記しています。

 

PDF>>>PDF

本文原稿はこちらをクリックすると全文が表示されます

「田中康夫の新ニッポン論」

Vol.141 「JAP 名誉白人」

 

「ワシントンポストWP」電子版でのデイヴィッド・イグナティウス副編集長の署名原稿「Israeli officials are growing concerned

イスラエル当局は懸念を強めている」掲載は、オマーンの仲介で核問題を巡る3回目のジュネーヴ交渉直後「テヘラン奇襲攻撃」から10日目の3月9日。筆者は第36代リンドン・ジョンソン、第37代リチャード・ニクソン両大統領の元で第59代海軍長官を務めたポール・イグナティウスの子息です。

明確な終結点を定めずにガザ及びベイルートで爆撃を続けるベンヤミン・ネタニヤフ首相には懐疑的なれど「現政権に取って代わる人物は国内に見当たらず」と吐露する複数の同国高官との電話会談で、「イラン政権打倒が唯一の最終目標に非ず。主要軍事目標が排除されれば、彼らが降伏せずとも我が国の立場は達成」の見解を引き出した彼は、「イラン国民の自由で近代的生活への切望に応える新生イランを創出すべく現イラン政権壊滅を、と豪語する第47代ドナルド・トランプ大統領には「崇高なる目標」達成の具体的構想が見当たらず」と一刀両断。

CIA中央情報局、NSA国家安全保障局を筆頭に全米18の情報機関が「核爆弾開発能力を現時点でイランは持ち合わせず」と報告したにも拘らず、連中は僅か2週間で核爆弾10発を製造可能とのネタニヤフの甘言(かんげん)に唆(そそのか)されたホワイトハウス。国際法違反な「宣戦布告」なき対イラン軍事作戦に抗議して辞任のジョー・ケントNCTC国家テロ対策センター所長に留まらず、初代センター長のジョン・ブレナン元CIA長官も「トランプ政権は嘘を吐いている」とニュース専門局MS NOWで諫言(かんげん)。

真珠湾奇襲攻撃から学んだぜと第105代内閣総理大臣(JAP PM)に高言したトランプ政権は皮肉にも、先の大戦の敗因だった劣悪な大日本帝國の兵站(へいたん)=ロジスティックスをも踏襲。16億円(アメリカ)のパトリオットPAC-3MSE1500万円(イラン)のシャヘド136自爆ドローン。その「コスト非対称性」に慄(おのの)き、1400万円のレーザー誘導ロケット弾APKWSを投入するも、JD・ヴァンス副大統領が予(かね)てより懸念の「製造基盤(ものづくり)空洞化」で、爆薬を充填可能な施設はアイオワ陸軍弾薬工場のみ。更にはトラブル続出の空母ジェラルド・R・フォードで発生した火災で乗員600名の寝床を喪失。戦線離脱しギリシャのクレタ島で鋭意補修の後手後手。

311」直後に多くの駐日大使が離日する中、イラン・イスラム共和国大使として防衛大臣を歴任の小野寺五典(いつのり)自由民主党税制調査会長選挙区の南三陸町での炊き出しに参加し、『イランと日本』を一昨年に上梓(じょうし)のセイエド・アッバス・アラグチ外務大臣はカタールの衛星TV局アルジャジーラで直言。

「我々に無条件降伏を要求していた両国は自らの判断ミスで泥濘(ぬかるみ)に追い詰め(スタック)られ、今やホルムズ海峡の通航再開に向けて彼らのライバル国(チャイナ)にさえ助けを求めている。私たちは単なる『停戦』でなく、彼らが始めた戦争の完全かつ恒久的な終結を望んでいる」。

 14年前の2月10日に都知事会見で石原慎太郎氏は「湾岸戦争時もイランは、特別の信号を発信する日本のタンカーを攻撃しなかった。ユダヤ系アメリカ人が実質支配するアメリカの妾(めかけ)じゃいけないんだ」と発言。1989年の盛田昭夫氏との共著『NOと言える日本』副題は「新日米関係の方策(カード)」。

 東京五輪開催を契機に海外旅行が自由化された1964年に雄飛した髙田賢三(ケンゾー)氏がパリ2区で開いたのは「JUNGLE JAP」。今では「差別用語(コレクトネス)」の妾・JAPを敢えて用いた両氏の、「媚米・屈米」の卑しい(シャビー)名誉白人に非(あら)ざる日本人の「しなやかな是々非々」の矜持(きょうじ)こそが求められているのではありますまいか。

 

 

イラン、停戦へ5条件 日本経済新聞 2026年3月26日

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR265BP0W6A320C2000000/

 

ドバイ、崩れる砂上の安全神話 空港火災・F1中止…湾岸発展モデル直撃

岐部秀光 編集委員@ドバイ 2026年3月23日

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR212I40R20C26A3000000/

Ya‘ssyポスト

https://x.com/loveyassy/status/2035834916802552157

ホルムズ海峡封鎖が覆す中東の「常識」 砂上の繁栄に逆回転の危険

松尾博文 本社コメンテーター  2026年3月18日

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD1254U0S6A310C2000000/

米国が知らないイラン、文明の誇りと民意 断絶半世紀で認識にズレ

岐部秀光 カイロ支局長 2026年3月16日

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR12B9X0S6A310C2000000/

Ya‘ssyポストhttps://x.com/loveyassy/status/2036365890380571125

「イラン人は狂信的」は誤解、個人主義的傾向も 藤元優子・大阪大名誉教授

イラン 歴史と社会を知る(下) 2026年3月20日

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD1342P0T10C26A3000000/

Ya‘ssyポスト

https://x.com/loveyassy/status/2036279293207326883

Ya‘ssyポスト 動画付き

https://x.com/loveyassy/status/2034198788123037995

私たちイランは単に「停戦」を求めているのではない

イスラエルとアメリカが始めた戦争の完全かつ恒久的な終結を望んでいるのです

アッバース・アラーグチ外務大臣 「アルジャジーラ」インタヴュー

セイエド・アッバス・アラグチ著 『イランと日本』 2024年10月21日上梓

https://www.spf.org/asia-islam/publications/20241030.html#:~:text=%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%81%AE%E5%A0%B1%E5%91%8A%E8%B3%87%E6%96%99%E3%83%BB%E5%87%BA%E7%89%88%E7%89%A9

Ya‘ssyポスト

https://x.com/loveyassy/status/2036235604250468760

イラン最高国家安全保障会議事務局長アリ・ラリジャニAlī Ardashīr Lārījānī氏(エマニュエル・カントの著作を3冊上梓)を3月16日に殺害したのが教養と対極のアメリカ・イスラエル両首脳

3月16日にイスラエルの1トン爆弾投下で殺害されたアリー・アルダシール・ラーリージャーニー氏 Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC

Ya‘ssyポスト

https://x.com/loveyassy/status/2035214469761225168

先の大戦では大日本帝国の劣悪な兵站ロジスティックスが敗因

今回はアメリカ合衆国の艦隊が・・

洗濯室で火災が発生した「彷徨えるオランダ人」The Flying Dutchman状態な空母ジェラルド・R・フォードの悲喜劇

Ya‘ssyポスト

https://x.com/loveyassy/status/2035135932907888924

これまでのイランに於けるアメリカとイスラエルの「不都合な真実」成果一覧表

Ya‘ssyポスト ドナルド・トランプTRUTH再録

https://x.com/loveyassy/status/2034025791236018299

フランスがホルムズ海峡の封鎖解除「軍事作戦」への参加を公式に拒否してから30分後、ドナルド・トランプは極めて生々しく感情的な投稿をポストした

「NATO同盟は今週中に崩壊する」

 

2月末の「開戦」以降の膨大な小生ポストは

@loveyassyアカウントでの投稿を一覧可能なArchiveアカウント

https://x.com/lottayassy でどうぞ

( https://x.com/loveyassy は他の方のポストのリポストも含みます)

WSJ日本語全文無料 

イラン戦争で問われる米国の信頼性 セス・クロプシー 3月23日

https://jp.wsj.com/articles/american-credibility-is-on-the-line-in-iran-9dcb4d4d?st=XAMu6D&reflink=desktopwebshare_permalink

ワシントンポスト副編集長署名記事2026年3月9日

Israeli officials are growing concerned

A bombing campaign nearing its military goals in Iran leaves the hardest questions unanswered.

https://www.washingtonpost.com/opinions/2026/03/09/israel-us-iran-war-trump-netanyahu-endgame/

David Ignatius

https://en.wikipedia.org/wiki/David_Ignatius

Paul Ignatius

https://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Ignatius

ジョン・オーウェン・ブレナン

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%B3

 

14年前の2012年2月10日 石原慎太郎東京都知事会見

日本はユダヤ系アメリカ人が実質支配する米国の妾じゃいけないんだ

もはや戦後ではない」と『経済白書』が謳ったYa‘ssy生誕の1956年昭和31年に「太陽の季節」を上梓した石原氏との「交遊」を記した「石原慎太郎翁まとめサイト」

https://tanakayasuo.me/civilization

「僕は若い時に『待ち伏せ』って小説を書いた。ヴェトナム戦争の前哨地(アウトポスト)の体験記。その時に絶対に勝てないと思ったね。この戦争にアメリカは」

「欧米の白人がイスラム圏を支配し、収奪してきた悪業に対する歴史の一種の報復が始まっている。白人社会キリスト教圏は絶対に勝てない。勝てない事は確かだな。そうなると世界の均衡はどういう風に乱れていくか」

PART1 https://tanakayasuo.me/wp-content/uploads/2024/09/576fc673341f90f56f73f82c07b3245c.pdf

PART2 https://tanakayasuo.me/wp-content/uploads/2024/09/7f91a222721d527dd57face03cdfd7cb.pdf

2006年4月10日付「朝日新聞」

「ニッポン 人・脈・記」「国より先にやってやる」 石原慎太郎・田中康夫

https://www.asahi.com/jinmyakuki/TKY200604100104.html

JAP

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97

髙田賢三 JUNGLE JAP

https://artexhibition.jp/topics/news/20240717-AEJ2195449/

https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009072641_00000

イラン指導部はほぼ無傷、崩壊の兆候ない 米情報機関が分析

https://jp.reuters.com/world/security/RBEOONEWQBLBRNQXWJHGASXVEY-2026-03-12/

Intelligence Confirms Mojtaba Khamenei is Alive as IRGC Executes “Silent Coup” in Tehran

https://www.newsbreak.com/share/4552315446948-intelligence-confirms-mojtaba-khamenei-is-alive-as-irgc-executes-silent-coup-in-tehran?_f=app_share&pd=0JNpplHw&lang=en_US&send_time=1774186181&trans_data=%7B%22platform%22%3A0%2C%22cv%22%3A%2226.6.1.10%22%2C%22languages%22%3A%22en%22%7D&s=i3

2月27日のジュネーヴ協議終了時のBBC記事

アメリカとイランの核協議が終了、「大きな進展」あったと仲介国オマーンの外相

https://www.bbc.com/japanese/articles/c2k8px9l1z2o


Joe Kent
氏 Wikipedia

https://en.wikipedia.org/wiki/Joe_Kent

アメリカ情報機関一覧

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

United States Intelligence Community

https://en.wikipedia.org/wiki/United_States_Intelligence_Community

航空母艦ジェラルド・R・フォード

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BBR%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E7%B4%9A%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%AF%8D%E8%89%A6

今回のバナーの説明

ジョルジュ・ビゴー18601927が日露戦争直前に描いた風刺画

CORÉE(朝鮮)」の木札脇で倒れている黄色いパジ・チョゴリの人物

中央で威勢良く当時の大韓帝国を踏み付け、進軍しようとする日本

その日本に引き摺られる弁髪(編んだ髪)の中国

左奥の塹壕で虎視眈々の露西亜

更には画面に登場せずに背後で日本を嗾(けしか)ける英国

ジョルジュ・ビゴーに関する松岡正剛氏の論考

https://1000ya.isis.ne.jp/1294.html

Wikipedia  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%93%E3%82%B4%E3%83%BC

 

 

 

© 2026 田中康夫公式サイト