「知事、公共事業は『小さく産んで大きく育てる』ものです!!」
往時44歳のYa‘ssyに土木部長と農政部長は述べました。
需要の変化や景気の状況に応じ、途中で一旦休止する選択も可能な道路建設と異なり、途中で事業を中止したら投資効果ゼロな「ダム・隧道・橋梁」は、一度走り出したら止まらぬ追加予算3兄弟。
2000年の就任当初に発覚した高原野菜で知られる長野県川上村の、当初予算19億円が68億円に膨れ上がった「ふるさと農道緊急整備事業」橋梁工事。
岐阜県の木曽川水系揖斐川では1957年=昭和32年に計画され、51年後の2008年=平成20年に竣工した徳山ダムの事業費が3550億円に膨れ上がり、映画『水になった村』で描かれた徳山村の8集落522世帯はダム湖の湖底に眠っています。
「減災・防災」の要は「維持修繕」! 地元の土木建設事業者が胸を張って従事可能な地域密着型公共事業を実践したVol.120「「治す・護る・創る」に続くYa‘ssyの「新ニッポン論」最新稿Vol.121「小さく産んで大きく育てる」
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通行車両が見当たらぬ川上大橋(川上村道)の空撮動画
https://www.youtube.com/watch?v=Paz2VxXcvbs
日本一のダムは“ムダ”なのか 徳山ダムに関する東海テレビ「NEWS ONE」動画9分30秒 https://www.youtube.com/watch?v=IVfB0vQga18
徳山ダムに“好意的”な紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=T5FOqTij1CA
「ウルグアイ・ラウンド農業合意関連国内対策事業費」とは
細川護熙内閣で1996年に予算執行の「ウルグアイ・ラウンド農業合意関連国内対策事業費」は6兆0100億円。その53%は「農業農村整備事業」と称する公共事業。対する“ソフト事業”の新規就農対策は0・4%。新技術開発は0・1%でした。斯くなる「ハコモノ」偏重行政は令和の御代も変わりません。
視覚的詭計な「215」と「2150」
「中央」に吸い取られるダム建設の予算構造
『「脱ダム」宣言』
膨大に膨れ上がった八ツ場ダム建設費用
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手足の爪を切るのと同じく重機を用いて1㎡1万円で実施可能な河道掘削=浚渫こそ治水の基本前世紀型OS「造る」から「創る」へ!
Vol.120「「治す・護る・創る」
https://tanakayasuo.me/archives/37043
https://tanakayasuo.me/wp-content/uploads/2024/02/175d22a37478869245a4e4761ed99f82.pdf
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「従来のハコモノ土木建築」から「私たちの文化を遺す公共事業」への転換とはなにか? “越後湯沢化”を防ぐべく、街並みという景観の保全を「マンション軽井沢メソッド宣言」「軽井沢まちなみメソッド」で成し遂げた田中康夫が、明治神宮外苑地区「再開発」の欺瞞を看破するVol.115「景観とはなにか」 English Version英訳付きhttps://tanakayasuo.me/archives/36689
https://tanakayasuo.me/wp-content/uploads/2023/07/3c049cbb702968a4e701ff5df14e1cee.pdf
✽ 「間違いだらけの日本の治水・治山」まとめサイトhttps://tanakayasuo.me/forest
水害は『脱ダム』のせいなのか!?田中康夫の実践的『治水・治山』原論https://tanakayasuo.me/wp-content/uploads/2019/11/2483bc3c1af4c33cdd7ef6aba9fddfdc.pdf
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冬季オリンピックの負の遺産を抱え、「財政再建団体」転落寸前だった信州・長野県。行政経験が皆無だった44歳の田中康夫は、如何にして「福祉・医療・教育への傾注投資」と「財政の健全化」を両立させたか!
「地域で出来る事は地域で」の理念を掲げ、地域密着型の公共事業へと構造転換。47都道府県で唯一、借金を1301億円減少させ、プライマリーバランスを7年度連続黒字化。実質経済成長率5%を達成。「緊縮財政VS積極財政」の不毛な二項対立を超えた「Ya‘ssy財政メソッド」を語るVol.119「増税なき財政再建」。https://tanakayasuo.me/archives/36910
https://tanakayasuo.me/wp-content/uploads/2023/12/a7ff7d7135f1aa2c71991edcc7b0903c.pdf
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「文字起こし」田中康夫の哲学を語り尽くしたILO国際労働機関日本代表との公開対談 2004年10月30日「これからの地域・くらし・仕事〜自治と協同の21世紀モデルを〜」https://jicr.roukyou.gr.jp/oldsite/publication/2004/149/149-tripartite_talk.pdf